Q.症状固定の診断を受けたくありません。今後、悪化することはないのでしょうか?

Q 30歳の息子が、交通事故で脳挫傷、びまん性軸索損傷のけがをして、1年半が経過しました。医師の先生は、これ以上は良くなることは期待できないから症状固定にしましょうといわれています。ただ、今後、悪化するのではないかと心配してしまい、症状固定の診断を受けたくありません。今後、悪化することはないのでしょうか?

A 高次脳機能障害そのものは、後になって悪化することはないと言われています。

ただし、頭部に大きな外傷を受けた場合には、てんかんなどを合併させる可能性が出てきたり、寝たきり状態になった場合などには、内臓の疾患など、別の疾患を誘発する可能性はありえます。

このような、他の疾患については、そのような疾患が発生しないように医師の先生とご相談の上、対策をとる必要はあると思われますが、他の疾患が生じる可能性があることを理由に、高次脳機能障害の症状固定を遅らせることは難しいと思われます。

 


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